(写真TOP)
2012年5月12日(土) 曇り(山は小雨)のち晴れ  むう父さん&母さん
05:45自宅発→05:55〜06:05レンタカー借り出し→06:55〜07:12駐車場→07:16登山口→07:42一合目→08:04二合目→08:30〜40三合目→08:47四合目→08:58〜09:02五合目→09:15避難小屋→09:36〜41七合目→10:01八合目→10:19ドライブイン分岐→10:27〜51伊吹山頂→10:57ドライブイン分岐→11:19八合目→11:38七合目→11:54避難小屋→12:03五合目→12:14四合目→12:19〜26三合目→12:46二合目→13:00一合目→13:21登山口→13:27〜35駐車場→13:40〜14:20ジョイ伊吹(薬用の湯)→15:35〜45レンタカー返却→16:00自宅着
※写真のアルファベットは、撮影した場所を示します。(地図参照)

◎一合目からしっかり往復した伊吹山
 前日の金曜日、名古屋に母さんが来たので、名古屋めしを食べさせ,伊吹山に備える。
今日は「エビフリャー」で…「まるは食堂」で食す。
翌日の名古屋の天気予報は晴れなのだが、北陸は雨模様。伊吹山は北陸の影響をもろに受ける位置に有るので心配でした。
 晴れてはいるが風が強めの名古屋。名古屋高速から名神に入り、関ヶ原ICで下りる。
伊吹山の上部は雲で隠れているのが気がかり。
登山口手前のコンビニに寄るつもりがナビに導かれて行ったら寄れず…。
登山口入口を通過してコンビニで買い物。さすが百名山近所のコンビニ。ビニール製雨合羽等が売っていた。
 ネットで下調べをした段階では、駐車場は1000円/日との事だったが、先ず目に飛び込んできたのは500円の文字。当然ここに止める。
三ノ宮神社の石段を上がって右を見ると登山口があります…との言葉通りに進む。

既に登山者は結構いるなぁ。さすが百名山。
最初は樹林帯の道を進む。

以前はゴンドラかリフトが有ったようだが、止めてしまった模様。
(写真A)三之宮神社の石段を上がって
タクシーだと三合目まで入れるとの事だが、ここは一合目からしっかり往復する事とした。

一合目までは樹林の道、すぐに汗が噴き出してきた。

屋根が見えて来たら一合目着だ。
スキー場だここは。

ちょい上に立派なトイレがある。
(写真A)アーチのすぐ先に登山口
ここからスキー場の斜面を登る。
振り返ると琵琶湖だ。
上空は雲に隠れているが、下界は時折明るくなる、好天の兆しと思いたい。

スキー場の斜面を登り、二合目からはしばし灌木の道を通る。足下にはニリンソウの群落が続く。

目をちょっと上の方に振ると、灌木にはアケビのツルが巻き付き、花が一杯咲いている。
(写真B)スキー場から一合目を振り返る
再度草原を歩くと、送電線が見えた。

三合目手前で小雨がぱらついてきた。
三合目も立派なトイレがある。

ここで雨具の上着を着用。

草原を更に登ると、すぐに四合目だ。
ここからまた灌木の道を歩く。
(写真C)三合目から伊吹山を見る。
雨粒が少し大きくなった。

伊吹山は花崗岩の山なので、転がっている石ころは全て花崗岩。
雨で濡れた花崗岩は滑りやすいので、要注意だ。

灌木が無くなったら、小屋が現れ五合目着。

高度を徐々に上げるに従い、残念な事に雲の中に突進と云う様相になった。
五合目で雨具のズボンを着用。
(写真D)五合目もガスの中
ガスが晴れたら、目の前に伊吹山の筈。

残念だ。逆に伊吹山が見えていたら「まだ、あんなに登る…」って感じで意気消沈していたかもしれない。

風と小雨の中の登山となった。
避難小屋を過ぎて、ジグザグ道を登って行く。

小屋で休んでいる人もいる。
(写真D)五合目からの登り
時折ササァーッとガスが途切れて麓が見えてくる。
オォー結構登った。
しかも結構人が登って来る。

七合目で小腹が空いたので、軽く食事休憩。

晴れてたら、逆に暑くてバテバテだったな。

とにかく陽をさえぎる物が無い。
(写真E)七合目過ぎで…麓が顔を出す
登っていると、なんと風で飛ばされたか、九合目の標識がお花畑に転がっていた。

急な斜面を登るとひょいと頂上の一角に着く。


ぐちゃぐちゃ道を進むと残雪。
脇の斜面にはショウジョウバカマ。
花の季節は凄いだろうと思わせる。
(写真F)伊吹山頂の一角に到着。
ぐちゃぐちゃ道を嫌って、柵の中を歩く輩もいるが、我々はドロドロになりながら進む。

小屋が現れたら、ヤマトタケルの像が有る頂上。

目の前の小屋に暖房中の表示。
迷わず中に入る。
暖かい…。

コーヒー1杯400円也を頼んでしばし暖を取る。
(写真F)雪田が残る山頂で
まだ小雨が続き、風も相変わらず強い。
仕方ないので三角点を確認してから下山開始。


アレッ、晴れ間が見えてきた。
まっ仕方ないか…。

相変わらず風は有るが明るくなったので、気分は良くなるが、母さんの下りは遅い。
(写真G)山頂の日本武尊の像。
そういえば山に登ってなかったなぁ。
母さんも名古屋に山道具を置いてあったからなぁ。

しかし、どんどん登って来る人が多いのには驚いた。

雨も止んだので雨具を脱いで下山する。
母さんは悔しいのか、着て乾かすと…そのまま。
(三合目まで雨具着用で下山してました)
(写真H)八合目手前の岩場を下る。
振り返ると頂上に向かって登る人が一杯。
やっぱり…、これから登る人は、多分見上げて、あんなに登るのかぁ…と溜息をつきそうだ。

来た道を下るだけなので、母さんのペースに合わせてのんびりと写真を撮りながら下山。
(風が有るので、なかなか花は撮れないけど…)
(写真E)七合目下で、琵琶湖が見える。
徐々に天気が回復していくのがわかる。
抜かれた人から「下り始めると晴れちゃって…」と話しかけられる。

きっと登りも一緒ぐらいだったんだな。

もう昼頃なのにまだ登ってくる。

いくら午前中天気が悪かったって、まさか…天気待ちしてた?
(写真I)伊吹山をバックに避難小屋。
※帰って再度ガイドブックを読み直していたら、日陰も少ないので、涼しい時間に登って一泊し、ご来光を見る人もいるとか。なるほど。
陽も出て来て、一気に暑くなる。
日陰の無いスキー場の下りは暑さにやられた感じだ。
なんせ、まだ暑さに慣れてない。
風が強いので救われたが…。

三合目まで下りてくると、さすがに登る人も極端に少なくなった。
ここは送電線が無ければ最高の眺めだ。
(写真TOP)三合目からの伊吹山。
一合目から樹林の道でホッとする。
下りに飽きたころ、やっと登山口着。

しかし花の時期に来たら、凄いお花畑が見られた事だろうと思う。

残念でしたが、比較的花の少ない今頃でも結構咲いてたし…、まぁ大満足の伊吹山でした。
(写真J)駐車場前からも伊吹山は見えた
帰りは、近所に有ったジョイ伊吹の薬草風呂に入ってから素早く帰ってきました。薬草風呂:1人500円。山帰りの人も多かったので車で来た人は結構寄るんだと思う。薬草風呂は正解でした。
体力を使ったので、今日の名古屋めしは味仙で食事、仕上げの台湾ラーメン(激辛)で大汗をかく。

この地図は国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分の1地形図及び2万5千分の1地形図を複製した物です。(承認番号 令元情複 第189号)

アケビの花(二合目過ぎで)

ショウジョウバカマ(頂上で)